coffeetoffeeのブログ

遠い日を振り返ってみると、そこにはいつも家族がいる。    

家族4人で歩いて来た道
やっぱり楽しい事の方が多かったかな? 

人生の扉




このところ竹内マリアさんの「人生の扉」が
頭から離れないのです。


 ♬春がまた来るたび ひとつ年を重ね


と始まる歌詞に春に生まれた私は単純に共感を持ってしまうのでしょうか。
海外に住んでいる二女がfacetimeに登場すると、彼女のウクレレに合わせて
「音が外れているよ」と言われながらも何度も何度も口ずさむのです。
当然大好きな歌ですが、歌った後にしんみりしてしまう事が多くなりました


一年程前の事、夕飯の後、
可愛い孫のMちゃんが、私に真面目な眼差しで、
「ね〜おばあちゃまは、なんのために生きているの?」と突然聞いたのです。
その頃、Mちゃんは厳しい中学受験に合格したばかりで、胸膨らませて希望への一歩を踏み出したばかりでした。


そこにいたMちゃん家族は私のことを気遣って、一瞬、魔法を使って時間を止めたかようにしずまったのを感じました。そしておもむろにMちゃんのママ(私の長女)が、「おばあちゃまはこれまで私達を育ててこられたのよ」と答えていたように思います。


優しい素直な孫が、久しぶりに会った老いた祖母への疑問を持ったのは、よくわかりますし、私が寂しいのでは?と心配しての孫の質問だろうと感じたのです。


私は「今は自分が生きるために、自分のために生きているんじゃないかしら?」と他人事のように軽く答えてその場の(時間の魔法)を解いたように思います。



今日も、一年前にこんな事があったことを思い出しながら
また違った思いで再びこの歌を繰り返し歌っているのです。
最後の
I say it’s sad to get week
You say it’s hard to get older
And they say that life has worth living
But I still believe it’s worth living
But I still believe it’s worth living
になるとただ、♫うん・♫うん・とうなずくだけでもう歌になりません。